Q: |
男性の主夫が主婦のクイズ番組に出場するという着想はどこで得られたんですか? |
A: |
最近、韓国では「自分は主夫だ」ということをカミング・アウトする人がいて話題になっていたんですね。そういう人が女性の主婦を対象にするクイズ番組に出場することになれば、きっと面白いものになるのではという発想が、まずありました。そうすれば、今の時代を反映したコメディになると思ってシナリオを書きました。 |
Q: |
ハン・ソッキュさんの女装シーンもありましたが、彼は女装に抵抗がなかったんでしょうか? |
A: |
この質問はこれまでたくさん受けました。ハン・ソッキュさんは男性的なシャープなキャラクターが多かったんで、女装でそういうイメージを壊すのをいやがると想像した方が多かったようです。女装のシーンはシナリオの段階からあって、彼はシナリオを読んですべて了解してくれていました。僕が見てたら、彼は女装を楽しんでたようですよ(笑)。冗談です(笑)。 |
Q: |
監督さんはサングラスを取ったら、すごくハンサムですが、俳優をする気はないんですか? |
A: |
ありがとうございます。実は俳優になったらとよく言われるんです(笑)。私は子供の時は演技しながら監督もするクリント・イーストウッドのようになりたいという夢をもっていました。大学では映画・演劇学科にいましたが、勉強する中で自分は監督に専念するのがいいと思うようになりました。この映画を見て勘のよい人は気づかれたと思うのですが、前半のシン・ウンギョンさん演じるスヒが「何時何分です」と放送をした後に、私が後ろを通り過ぎていました。これからも、こんなふうに作品のじゃまにならない範囲で映画に出演したいとは思っています。 |
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Q: |
日常をテーマにした作品は難しいと思うのですが、良い作品で感動しました。次に手掛けたいのはどんなテーマですか? |
A: |
日常を描くというのはおっしゃるように難しいところがあって、シナリオの段階から、周囲の人に、あまりにも日常的でテレビドラマのようだと言われて、映画的にはどういうふうに撮るべきかとても悩みながら撮りました。この作品はソフトなものでしたが、次の作品はおそらくダイナミックで男性的なものになると思います。 |
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